ドジャース山本、充実の1年目=輝き放った短期決戦―米大リーグ
試合後のシャンパンファイトで、ドジャースの山本は優勝トロフィーを大事そうに抱えて笑みを浮かべた。メジャー1年目でワールドシリーズ制覇を果たし、「本当に濃い充実した一年だった。最後にこうやって最高の形で終われたので本当によかった」と喜んだ。
ワールドシリーズでは第2戦に先発し、日本人投手として2007年の松坂大輔(レッドソックス)以来の勝利投手に。チームを2連勝に導き、シリーズの流れを大きく引き寄せた。
レギュラーシーズンではけがもあり、7勝(2敗)にとどまったが、ポストシーズンは4試合に登板し2勝。2勝2敗で迎えたパドレスとの地区シリーズ最終第5戦で白星を挙げるなど、重要な試合で輝きを放った。「チームメートのみんなに感謝したい。誰かが欠けていたら勝てなかった試合もたくさんあった。全員で勝ち取った勝利」。充実感いっぱいの笑顔で激動の1年目を締めくくった。 (ニューヨーク時事)
[時事通信社]
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