JR九州、改善報告書公表=社長「安全意識高める」―高速船浸水隠し
JR九州は31日、子会社が浸水を隠したまま博多港と韓国・釜山港を結ぶ高速船「クイーンビートル」を運航していた問題で、海上運送法に基づく安全確保命令に対する改善報告書を発表した。記者会見した古宮洋二社長は「常に安全意識を高め、定められたことを守っていくことが安全への近道だ」と述べた。
改善報告書は子会社のJR九州高速船(福岡市)が国土交通省に提出。社長が出席し安全推進会議を毎月開くなど安全意識の醸成と安全管理体制の強化を図る方針を示した。JR九州による監視も強める。JR九州高速船は昨年7月にも改善報告書を提出しており、その実行状況も分析。更迭された当時の社長が浸水発生を把握しながら国交省などに報告しなかったとして「経営トップの抜本的な意識改革は果たされなかった」と指摘した。
[時事通信社]
最新ニュース
-
琴桜が初賜杯=豊昇龍との相星決戦制す―大相撲九州場所千秋楽
-
危機感にじむ高木=試行錯誤の五輪プレシーズン―W杯スケート・女子団体追い抜き
-
勝田4位、表彰台ならず=トヨタは製造者部門4連覇―WRCラリー・ジャパン
-
大相撲・談話=九州場所
-
岡、最後はほろ苦く=全日本体操種目別
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕