小園、二塁守備に挑戦=3ポジションを兼務―侍ジャパン
今季は主に三塁を守った小園が、日本代表で二塁に挑戦している。合宿2日目は内野ノックのほか、全体練習終了後にも遊撃手と二塁併殺の連係を確認。「めっちゃ難しい」と本音をのぞかせた。
首脳陣からは遊撃も含めた三つのポジションを守ることを求められている。三塁や遊撃での出場が多い小園にとって、二塁手の位置から二塁への送球は特に不慣れな動き。ノックでは打球処理を焦ってボールをはじく場面もあった。それでも「こういう機会を頂いている。いろんなところに対応できるようにやっていきたい」と意欲的に取り組んでいる。
昨年のアジアプロ野球チャンピオンシップに続き、今年3月の欧州代表との強化試合にも出場し、井端ジャパンの「常連」となっている。今回のプレミア12で結果を残せば、2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場の可能性も膨らむ。
小園はWBCに意欲を見せつつも、「今回の大会は(自分の)結果も大事だけど、勝てばいい。それが一番」。指揮官が求める役割を、まずは全うする。
[時事通信社]
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