2024-10-30 18:01

東京・三鷹の住宅で強盗未遂＝複数の男が逃走、けが人なし―警視庁

　３０日午前１時１０分ごろ、東京都三鷹市大沢の戸建て住宅で、住人の３０代女性から「誰かが侵入している。助けて」と１１０番があった。警視庁三鷹署によると、複数の男が押し入り、女性の父親の７０代男性の首に手を押し当てるなどの暴行を加えたが、男性が抵抗したため、何も取らずに逃走した。家族にけがはなかった。
　同署は強盗未遂事件とみて、逃げた男らの行方を追っている。
　同署などによると、女性は両親と３人で暮らしており、当時は女性が２階で、両親が１階で寝ていた。男らは雨戸をこじ開け、掃き出し窓のガラスを割って侵入したとみられる。　
　侵入時、玄関ドアを回す音もしたという。父親は男らと鉢合わせたが、金の要求などはされなかった。６０代の母親は２階に逃げ、無事だった。男らは侵入した窓から逃走したとみられる。
　現場は畑に囲まれた住宅街。近くに住む女性（９０）は「普段は静かで人通りも少ない。怖いので戸締まりをしっかりしたい」と話した。
　首都圏などでは８月末以降、強盗や住居侵入などの事件が２０件以上発生している。警視庁と千葉、神奈川、埼玉各県警の合同捜査本部は、指示役が同じ可能性もあるとみて捜査している。
［時事通信社］

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