ダービー前にビニシウスへの人種差別扇動 警察が男4人を逮捕
【マドリードAFP=時事】スペイン警察は24日、サッカースペイン1部リーグのレアル・マドリードに所属するビニシウス・ジュニオールを標的としたオンライン上での嫌がらせを扇動した疑いで、男4人を逮捕したと発表した。≪写真は、サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのビニシウス・ジュニオール≫
当局によると、9月29日に行われたアトレティコ・マドリードとのダービーマッチを前に広まったソーシャルメディア上での組織的運動があり、アトレティコのファンにクラブの本拠地に集まってビニシウスに対する「人種差別的な意味合いを持つ侮辱」を行うよう促していたという。警察は発表の中で、参加者は身元がばれないようにマスクを着用するよう促されたと付け加えている。
スペインプロリーグを管轄するラ・リーガからの申し立て受けて10月に入って捜査が開始され、憎悪をあおった疑いがもたれている男4人が14日と15日に逮捕された。捜査は継続中のため、さらなる逮捕者が出る可能性も否定できないと警察は話している。
ビニシウス選手は2018年のレアル加入後から、スペインリーグのいくつものスタジアムで人種差別的な侮辱を受けている。昨年1月にはビニシウス選手のユニホームを着せられた人形が、レアルのトレーニング施設近くの橋からつるされるという事件も発生しており、アトレティコのサポーター4人が訴追されている。【翻訳編集AFPBBNews】
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