再び挑むDeNA=7年前の借り返しに―プロ野球日本シリーズ
DeNAは、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで3連勝して王手をかけてから連敗。第6戦までもつれた争いで意地を見せて勝ち上がった。セ・リーグ2位の阪神、王者の巨人を破って手中にした日本シリーズへの切符。パ・リーグを独走で制したソフトバンクとは対照的だが、「下克上」には慣れている。
同じくリーグ3位から勝ち上がった2017年以来となる大舞台。前回、顔を合わせたのもソフトバンクだった。山崎は当時、抑えとして九回のマウンドを託されていた。2勝3敗で迎えた第6戦の九回裏。1点リードの場面で登板し、内川に痛恨の同点ソロを浴びた。チームは延長十一回にサヨナラ負けし、敗退。「実力不足」と肩を落とした日から7年。「軸をぶらさず、自分たちの今までやってきたことを形にしたい」。苦汁をなめた右腕はリベンジに闘志を燃やす。
主将として前回の日本シリーズに臨んだ筒香は、米球界挑戦、チーム復帰を経て再び決戦に挑む。今季はCSでのスタメン出場はなかったが、ファイナルステージ初戦に代打で出て適時打。経験豊富な32歳について三浦監督は、「(試合に)出ていなくてもベンチで鼓舞してくれる、非常に大きな存在」。厚い信頼を寄せている。
打線には牧や佐野、首位打者の4番オースティンら、17年とは異なる顔触れが多く並ぶ。リーグ優勝、日本一に輝いた1998年以来となる日本の頂へ。本拠地横浜スタジアムで開幕の時を迎える。
[時事通信社]
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