2024-10-23 22:47スポーツ

得意の形で２得点＝神戸、理想的な序盤戦―ＡＣＬサッカー

　神戸が対応力を発揮し、強豪を撃破した。蔚山は韓国１部リーグで首位を走りながら、今大会は未勝利。苦戦中の相手をしっかりとたたき、吉田監督は「後半はいいプレスをかけられた。素晴らしい試合だった」と手応えを口にした。
　序盤はプレスが不発。奪ってからもパスがつながらず、簡単にボールを手放した。「ピッチや会場の雰囲気に慣れるのに時間がかかった」（吉田監督）というが、じれずに圧力をかけ続け、徐々に主導権を握った。
　ゆっくりとパスを回す最終ラインに人数をかけて詰め、たまらず前に出したボールをさらう。後半は高い位置で奪ってからのショートカウンターで２得点。得意の形で攻め立てた。
　もう一つの武器とするセットプレーは決まらなかったが、ゴールをこじ開ける力は十分に示した。２得点の宮代は「前半から決めなければいけない」。これで２勝１分け。序盤戦を理想の形で乗り切り、１次リーグ突破へまた前進した。（蔚山時事）
［時事通信社］

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