立大「スタートラインに」=63大会ぶりのシード権獲得へ―箱根駅伝予選会
立大が3年連続となる箱根路行きをトップ通過で決めた。4月に駒大のコーチから転身した高林監督は「ラスト5キロをしっかり走れるセルフマネジメントをしなさいと送り出した。本戦の切符を取ることが一番の目的。ほっとしている」と笑顔を見せた。
前回は予選会の直前に当時の監督が不祥事を報じられ解任。本大会は監督不在で戦い14位だった。高林監督はスタミナを鍛える練習に重点を置き、駅伝の強豪、駒大で実施していたメニューを取り入れたことも選手を刺激した。3年生の国安は「(監督の)駒大の話を聞いて意識も変わり、自信もついた」とうなずく。
本大会は63大会ぶりのシード権の獲得を目指す。高林監督は「選手たちの最初からの目標。そのスタートラインに立てたので準備していきたい」と見据えた。
[時事通信社]
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