民間団体、改姓の強要「終止符を」=国連委対日審査受け、共同会見
国連の女性差別撤廃委員会による対日審査に参加した民間団体や国際NGOは18日、スイス・ジュネーブで記者会見を開き、選択的夫婦別姓の導入に向けて「一刻も早くこの問題に終止符を打つ勧告を(国連に)してほしい」と訴えた。同委は近く、改善勧告を含む報告書を公表する見通し。
会見に参加した一般社団法人「あすには」の井田奈穂代表理事は「改姓を強要される問題は、女性のアイデンティティーや人権そのものに直結する」と強調。17日に実施された対日審査では、委員から「女性の社会生活に負の影響を与えている」との指摘が出たものの、日本政府の回答は不十分だったとの見解を示した。
[時事通信社]
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