米、イエメンでB2爆撃機初使用=地下施設を空爆、イランけん制か
【イスタンブール時事】米中央軍は16日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派支配地域の地下にある多数の兵器保管施設に対し、B2戦略爆撃機などで空爆を加えたと発表した。米国はイスラエル攻撃や商船襲撃を続けるフーシ派に空爆を繰り返しているが、米CNNテレビによると、B2爆撃機が使用されたのは初めて。
オースティン米国防長官は声明で「われわれの手が及ばないよう敵がどれだけ地下深く強固に設けた施設でも、標的にできる米国の能力を示すものだ」と強調。イスラエルによる対イラン報復攻撃が間近に迫るとされる中、地下施設で核開発を進めるイランをけん制する狙いもあるとみられる。
[時事通信社]
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