「憲法の番人」、２７日チェック＝最高裁６裁判官の国民審査【２４衆院選】
最高裁裁判官が「憲法の番人」として信任できるかを有権者が判断する国民審査の投票が、衆院選と同日の２７日に行われる。裁判官１５人のうち、２０２１年１０月の前回審査後に任命された尾島明、宮川美津子、今崎幸彦、平木正洋、石兼公博、中村慎の６氏（告示順）が対象。
審査では、不信任の場合は投票用紙に「×」を記入、信任する場合は何も書かない。「○」などを書くと無効になる。期日前投票は１６日から。
×が信任より多い場合は罷免されるが、これまで罷免された例はない。
国民審査を巡っては、最高裁が２２年５月、海外に住む邦人の投票を認めていなかったことを違憲とする判断を示した。このため、法改正が行われ、今回から投票が可能になった。
［時事通信社］
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