1344人が立候補=野党積極擁立で大幅増【24衆院選】
衆院選の立候補受け付けは15日午後5時に締め切られ、1344人が届け出た。内訳は小選挙区1113人、比例代表231人(小選挙区との重複を除く)。現行制度下で最少だった前回2021年の1051人を大きく上回った。
選挙区の競争率は3.85倍(前回2.96倍)。野党共闘が一部にとどまり、共産党が独自候補を立てる選挙区が広がったことや、日本維新の会も積極的に擁立したことが候補者増につながった。
定数は選挙区289、比例代表176で、計465議席を争う。過半数は233。
女性は314人。過去最多だった09年衆院選の229人を大幅に超えた。
選挙区に届け出たのは自民党266人、立憲民主党207人、維新163人、公明党11人、共産213人、国民民主党41人、れいわ新選組19人、社民党10人、参政党85人。
みんなでつくる党も擁立し、諸派、無所属の候補者も出馬した。無所属には、自民が派閥裏金事件に絡んで非公認とした前職が含まれる。
[時事通信社]
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