2024-10-12 19:44スポーツ

勝利呼び込む2点二塁打=オースティン、4番の仕事―プロ野球CS・DeNA

ヒーローインタビュー後、歓声に応えるDeNAのオースティン=12日、甲子園

 DeNAの頼れる4番が貴重な追加点をたたき出した。1―0の七回、オースティンが2点二塁打。チームはこのまま逃げ切りに成功し、「非常に大きな1勝になった」と白い歯を見せた。
 上位打線がつながった。2番牧が左越えの二塁打、3番佐野が左翼線へ安打を放って1死一、三塁に。そしてオースティンが高めの外角直球を捉えると、打球は右中間を破った。「何とか強い打球を打って2人をかえそうと思っていた。実行できてよかった」
 今季は圧倒的な勝負強さで打線をけん引し、得点圏打率は3割8分8厘。終盤まで好調を維持して首位打者のタイトルを獲得した。ポストシーズンでも、その打棒は健在だった。
 2022、23年はファーストステージ第1戦を落として敗退した。鬼門だった初戦を突破し、7年ぶりのファイナルステージ進出まであと1勝。三浦監督は「あしたはあした。きょうと同じような気持ちで準備して、試合に入っていきたい」と落ち着いていた。 
[時事通信社]

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