立ち直った山本=「自信持って投げた」―米大リーグ・ドジャース
2度目の先発でまた失敗したら、それは地区シリーズでの敗退に直結する。何とも言えぬ緊張感に包まれて向かったマウンドで、5回無失点の好投。ドジャースの山本が大役を果たした。
第1戦では3回5失点と期待を裏切ったが、中5日で修正できた。オリックス時代にも日本シリーズなど数々の大舞台を経験した右腕は「気持ちを切り替えて、とにかくベストな状態でマウンドに上がれるようにと思っていた」。序盤から150キロ台後半の速球と変化球を巧みに操ってパドレス打線を翻弄(ほんろう)した。
三回1死一、二塁。この日唯一のピンチだったが、強打者タティスを三ゴロ併殺打に打ち取り、「攻める気持ちで、自信を持って投げられた」と自賛した。
「心から尊敬している」というダルビッシュとの投げ合いを制してつかんだ大きな勝利。大一番で輝きを放った26歳は、試合後、仲間と美酒を味わい、「一つずつみんなで勝って、ワールドチャンピオンになれるように頑張る」と声を弾ませた。 (ロサンゼルス時事)
[時事通信社]
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