バイデン氏故郷で演説=労働者層に「最高の経済実現」―トランプ氏
【スクラントン(米ペンシルベニア州)時事】トランプ前米大統領(78)は9日、バイデン大統領の生まれ故郷である東部ペンシルベニア州スクラントンで演説集会を開いた。11月の大統領選で対決するハリス副大統領(59)を「タックス・クイーン(課税の女王)」と呼んで批判。「私は減税、規制緩和、エネルギーコストの削減、低金利、低インフレ、そして史上最高の経済を実現する」と訴えた。
スクラントンのあるラッカワナ郡は「ラストベルト(さびれた工業地帯)」に位置し、現状への不満からトランプ氏を支持する労働者層も多い。2020年大統領選では地元効果もあってバイデン氏が僅差で勝利したが、西部カリフォルニア州出身のハリス氏はなじみが薄い地だ。
会場には早朝から超満員の支持者が詰め掛けた。地元に住むパトリック・フィッツジェラルドさん(28)は「あまりに多くの不法移民が入ってきている」と述べ、トランプ氏の厳しい移民対策に期待を示した。
ペンシルベニアは両陣営が最も重要視する激戦州。トランプ氏は5日、7月に暗殺未遂に遭った同州バトラーを訪れたばかりで、わずか数日で再訪する力の入れようだ。
[時事通信社]
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