ふんをしないオタマジャクシ初確認=生息環境守るためか―名古屋大院グループ

名古屋大大学院の研究グループは10日までに、沖縄県の石垣島と西表島、台湾に生息する「アイフィンガーガエル」が、オタマジャクシの間はふんをしないとする研究結果を発表した。ふんに含まれる有毒物質から生息環境を守るためと考えられ、同グループによると、ふんをしないオタマジャクシは他に確認されていないという。研究成果は9月、米生態学専門誌「エコロジー」に掲載された。
アイフィンガーガエルのオタマジャクシは、樹木のくぼみにたまった茶わんほどの水中で育つ。研究グループによると、一般にオタマジャクシはふんに含まれる有毒物質アンモニアの水中濃度が高くなると、死ぬことが知られている。
同グループは、飼育を通じた観察や解剖結果から、カエルの姿になった直後にふんをするまで、アイフィンガーガエルが腸内にふんをため込んでいることを突き止めた。また、他のカエルと比較し、オタマジャクシの間のアンモニアへの耐性も高かったことから、小さな水場という生息環境でも、アンモニアの排出を抑え、耐性を高めるという二つの戦略で生存率を向上させていることが考えられるという。
研究グループの岡田泰和教授は、アリやハチでも幼虫がふんをせず、狭い巣を清潔に保っていると指摘。「カエルでも同様に環境に適応した例があることは興味深い」と話した。
[時事通信社]

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