EU産ブランデーに「保証金」=EV関税対抗、車に措置検討―中国
【北京、ブリュッセル時事】中国商務省は8日、欧州連合(EU)産のブランデーに対し、輸入時に保証金を課す反ダンピング(不当廉売)措置を導入すると発表した。排気量の大きな自動車に対する追加関税を検討する方針も表明。安価な中国製電気自動車(EV)に追加関税を課すことを決めたEUに反発し、対抗手段を講じる。
発表によると、商務省はEU産ブランデーが不当に安く輸入され、国内産業が打撃を受けていると暫定的に認定。輸入業者に対し、最大39%の保証金を課す。11日から実施する。
排気量の大きな自動車への追加関税については、詳細を明らかにしていない。
[時事通信社]
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