「ウクライナ抜きで会わず」=ロシア大統領との停戦交渉―米副大統領
【ワシントン時事】ハリス米副大統領は7日に放映されたCBSのニュース番組「60ミニッツ」のインタビューで、ウクライナ侵攻の停戦交渉のためにロシアのプーチン大統領と会談する意向があるか問われ、「ウクライナ抜きで(米ロの)2国間では会わない」と語った。
ハリス氏は来月の米大統領選の民主党候補。インタビューでは「ウクライナは自国の将来に発言権を持つべきだ」と主張し、ウクライナが目指す北大西洋条約機構(NATO)加盟に関し「しかるべき時が来たら対処する問題だ」と語った。
バイデン米政権は、ウクライナ抜きでの停戦交渉を拒否し、ウクライナが強い立場で交渉できるよう軍事支援を続けている。一方、ハリス氏の対立候補であるトランプ前大統領は早期終結のための交渉に前向きで、ハリス氏は「それは(ウクライナの)降伏を意味する」と批判している。
[時事通信社]
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