中嶋監督、今季限りで退任=リーグ3連覇、22年は日本一―プロ野球オリックス
プロ野球オリックスの中嶋聡監督(55)が6日、今季限りで退任することを明らかにした。楽天と敵地で対戦した今季最終戦後、仙台市内で取材に応じ、「優勝していたチームがここまで落ちるということに関しての責任を取りたい。今年で辞任する」と語った。今季は4年ぶりのBクラスとなる5位に終わったが、球団は続投を要請していた。
中嶋氏は2軍監督だった2020年8月、西村徳文氏の辞任を受けて監督代行に就いた。21年に監督に正式就任すると、2年連続最下位から1996年以来25年ぶりのパ・リーグ制覇に導いた。22年は連覇と26年ぶりの日本一。選手第一のマネジメント力に長け、昨季はリーグ3連覇を成し遂げた。
今季は前身の阪急が1975~78年に達成して以来の4連覇を目指したものの、故障者が相次いで序盤から首位争いに絡めず、63勝77敗3分けで日程を終えた。
◇とても残念
オリックス・福良淳一ゼネラルマネジャー とても残念であることは当然だが、25年ぶりにチームを優勝に導き、日本一とリーグ3連覇を達成した手腕には、心からの感謝と最大限の賛辞を贈りたい。中嶋監督と積み上げたチームの進化の歩みは球団にとって大切な財産。
[時事通信社]
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