マスターズ、ハリケーンで甚大被害も予定通り開催へ
【ワシントンAFP=時事】男子ゴルフ米国ツアーのメジャー大会、マスターズ・トーナメントを主催するオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのフレッド・リドリー会長は3日、コースがハリケーン「へリーン」の被害を受けたとしながらも、予定通り来年4月に大会を開催する意向を示した。≪写真は、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのフレッド・リドリー会長≫
リドリー会長はこの日、前週に米南東部を襲った巨大ハリケーンで被災したオーガスタ地域の復興支援として、500万ドル(約7億4000万円)の寄付を表明し、「嵐の直後オーガスタに数日間いて、その壊滅的な被害を目の当たりにした」「当クラブの従業員、隣人、友人、そしてビジネスオーナーは、現在オーガスタ全域で直面している困難を乗り越えるために、即時かつ有意義な支援を必要としている」と訴えた。
会長は現在、アジア・パシフィックアマチュア選手権が開催されている日本に滞在しており、オーガスタのコースが嵐による停電と冠水に見舞われているとして、「甚大な被害があり、復興のために多くの人々が懸命に働いている」と明かした。また、来年のマスターズを予定通り4月10日に開幕する意向を示し、「マスターズは開催される」「予定されている日程で行われるだろう」と述べた。【翻訳編集AFPBBNews】
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