中東の緊張緩和へ協力=緊急電話会議―G7首脳
【パリ時事】石破茂首相ら先進7カ国(G7)首脳は2日、イランによるイスラエルへの大規模なミサイル攻撃を受け、緊急の電話会議を開いた。イランの攻撃を強く非難する一方、緊迫する中東情勢の緊張緩和に向け、協力していくことで一致した。
会議は今年のG7議長国イタリアのメローニ首相が招集した。G7首脳は、イランとイスラエルが攻撃の応酬を繰り広げるリスクの高まりに「強い懸念」を表明。「地域全体を巻き込んだ紛争は誰の利益にもならない。外交的解決はまだ可能だ」という認識を共有し、引き続き緊密に連携することとした。
石破首相は会議で「全面戦争に拡大しないよう全ての関係者に最大限の自制を求め、事態の沈静化に向け努力することが重要だ」と主張。「わが国としても最大限の外交努力を行う。イランに対しても働き掛けていきたい」と述べた。
首相は「中東、欧州、インド太平洋の安全保障は密接に関連している」として、G7が協調する必要性も強調。「イランによる攻撃を含め中東情勢を深刻に懸念しており、エスカレーションは全く認められない。強く非難する」と語った。
[時事通信社]
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