地銀向け基幹システム提供=共同利用加速、費用3割減―三菱UFJ銀など
三菱UFJ銀行と日本IBM、インターネットイニシアティブ(IIJ)は1日、地方銀行向けの基幹システムの提供を開始したと発表した。口座管理など銀行業務の中核を担う基幹システムの多くは2025年以降に更新時期を迎える。技術者不足などから維持が課題で、共同利用を加速させる狙いだ。地銀は関連費用を最大3割程度削減できる見込みという。
基幹システムについては、複数の地銀間で共同利用が進んでいる。ただ、数行程度の小規模なグループも多く、大きな枠組みにすることで効率化を進める。既に八十二銀行やふくおかフィナンシャルグループ傘下行など11行が採用を決めた。
[時事通信社]
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