2024-09-30 17:21スポーツ

日本代表コンビがけん引＝Ｓランス、伊東と中村敬―フランス・サッカー

ナント戦でゴールを挙げ、伊東純也（右）と喜びを分かち合う中村敬斗＝９月１５日、フランス・ナント（ＡＦＰ時事）

　【パリ時事】サッカーのフランス１部リーグ、スタッド・ランスの伊東純也、中村敬斗の日本代表コンビが好調だ。９月２９日のアンジェ戦では２人がそろって得点し、チームは３―１で快勝。前半９分に中村敬がロングパスに抜け出し、３試合連続ゴールとなる先制点。同２５分には伊東が追加点を挙げた。
　伊東は今季も定位置の右ウイングでプレーし、攻撃に欠かせない存在。昨季は３１試合で３得点と物足りず、「ミスが多かった。もっと決められた」と悔やんだ。だが今季は６試合で２得点。９月１日のレンヌ戦で同点ゴールを決めるなど、重要な働きをしている。
　中村敬は２季目。４得点を挙げた移籍１年目を終え、「縦に突破ができるようになった。もっとゴールを取りたい」と話していた。その言葉通りの活躍。９月１５日のナント戦で決勝点を奪うと、１―１で引き分けた同２１日のパリ・サンジェルマン戦でも貴重なゴールを決めた。
　昨季、チームは終盤に失速して９位。欧州のカップ戦出場を逃した。上位進出を目指す今季は６試合を終えて３勝２分け１敗の勝ち点１１で４位。今後も伊東、中村敬の両翼がカギを握りそうだ。
［時事通信社］

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