2024-09-30 16:09スポーツ

大谷、打者専念で快挙=新人今永は15勝―米大リーグ

ロッキーズ戦の8回、安打を放つドジャースの大谷=9月29日、デンバー

 【ニューヨーク時事】米大リーグのレギュラーシーズンでは日本選手の活躍が目立った。ドジャースの大谷は昨年の右肘手術の影響で打者に専念し、史上初めて50本塁打、50盗塁の「50―50」を達成する快挙。最終的に54本塁打、130打点でナ・リーグ2冠を確実にし、盗塁数は日本選手過去最多の59個まで積み上げた。
 新人ではカブスの今永が15勝3敗の好成績で、勝利数と防御率2.91はナ・リーグ3位。ドジャースの山本は右肩のけがで途中離脱して7勝2敗。不本意なシーズンながら、期待の高さに見合う投球を随所に披露した。パドレスの松井は中継ぎで64試合に登板し、プレーオフに進んだチームを支えた。
 アストロズの菊池は、ブルージェイズからシーズン途中にトレードで加入すると好投を続け、チームの地区優勝に貢献した。パドレスのダルビッシュは戦列を離れる時期が長く7勝止まり。タイガースの前田は先発で結果を残せず、メッツの千賀はけがに悩まされた。
 野手では、カブスの鈴木がメジャー3年目で自己最多の21本塁打をマークした。レッドソックスの吉田は後半に復調して打率を2割8分で終えたが、規定打席には届かなかった。
[時事通信社]

ドジャース戦で大谷(左奥)を外野フライに打ち取ったカブスの今永=9月10日、ロサンゼルス

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