大谷、三冠王あと一歩=初のプレーオフへ意欲―米大リーグ・ドジャース
逆転での三冠王を視界に捉えながら、あと一歩届かなかった。ドジャースの大谷にとって本塁打、打点のタイトル獲得は確実で、あとは打率だけ。だが、今季最終戦は4打数1安打に終わり、3割1分で閉幕した。ナ・リーグ1位のアラエス(パドレス)の3割1分4厘を上回れなかった。
史上初のシーズン「50本塁打、50盗塁」をクリアし、最終的には「54―59」まで到達。安打数や長打率、出塁率など他の記録も軒並み上位の驚異的なレギュラーシーズンを終えた。大谷は「これからまだポストシーズンがあるので、今は振り返ることはない。それより、いい思い出がこの先にできるように努力したい」。余韻に浸ることなく、意気込みを示した。
ドジャースは両リーグ最多の98勝をマークし、プレーオフはナの第1シード。トーナメントの1回戦に当たるワイルドカード・シリーズは免除されており、10月5日の地区シリーズ第1戦が次戦となる。「実戦感覚は養わないといけない。(練習方法は)どれが一番いいのか、僕も初めての経験なので探しながらやりたい」と語った。
「しっかりと自分の調子を維持すること。気持ちを切らさずに過ごしていきたい」と気を引き締めた大谷。メジャー7年目で初めて臨む秋の戦いへ気合十分だ。(デンバー時事)
[時事通信社]
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