ＵＳスチール従業員に書簡＝「労組が不正確な情報発信」―日鉄
日本製鉄は２４日、同社が買収を計画する米鉄鋼大手ＵＳスチールの従業員に対し、全米鉄鋼労組（ＵＳＷ）に提示してきた投資や雇用に関する約束を記した書簡を送付したと発表した。ＵＳＷが組合員に不正確な情報を発信し続けているため、事実を直接伝える必要があると判断したという。
書簡は森高弘副会長名で送付し、日鉄がＵＳＷとその組合員に示した全ての約束には法的拘束力があると強調。日鉄が事業展開する他の国から安価な鋼材が米国に輸入されるとの懸念については「日鉄はＵＳスチールの通商措置を妨げない」と改めて訴えた。
［時事通信社］
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