2024-09-22 21:57スポーツ

ソフトバンク、快勝もVは持ち越し=自力で胴上げへ―プロ野球

 2位日本ハムがナイターで勝って優勝は持ち越しとなったが、いよいよ機は熟した。ソフトバンクがデーゲームで快勝し、マジックを1とした。
 開始早々に主導権を握り、一回に周東の二塁打を足掛かりに先制。二回は川村のプロ1号2ランなどで一挙5点を奪った。今季開幕前に支配下に昇格した25歳は「スタメンで起用してもらって、絶対に応えたいと思った」。六回にも適時三塁打を放ち、2安打3打点の活躍。主力だけでなく若手も結果を出して勝つ、今季を象徴する戦いだった。
 五回は中村晃に待望の適時打が飛び出した。近藤が離脱してから、経験豊富なベテランは5番を任されていたが、好機で凡退が続いた。「追加点を取る打撃ができてよかった」と一息。主力の穴を埋められる層の厚さを、最終盤でも示してみせた。
 この日に優勝を決めるには日本ハムが負けるか引き分けることが条件だったが、23日に勝てば文句なしで胴上げ。自力で決めるチャンスが生まれた。
[時事通信社]

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