男女の思い込み打破を=賃金格差、最大の栃木で対話―矢田補佐官
政府が男女の賃金格差是正に向けて地域の意見を聞く車座対話が19日、宇都宮市で開かれ、矢田稚子首相補佐官はアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)が格差の背景にあるとして、「男性、女性はこうあるべきという文化を打ち破らないといけない」と強調した。
政府が今月2日に公表したデータによると、栃木県は男性を100%とした場合の女性の賃金が71.0%にとどまり、格差が都道府県別で最大だった。対話には、地元企業の幹部らが出席。「キャリアアップしたくないという女性もいる。管理職が少ないことが要因ではないか」(足利銀行の清水和幸頭取)といった意見が出た。
車座対話の開催は、12日に開いた名古屋市と今回の宇都宮市で終了。政府は20日に「女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」の最終会合を開き、結果をまとめる。
[時事通信社]
最新ニュース
-
8月消費者物価、2.8%上昇=総務省
-
X接続、再び遮断か=前日に復活―ブラジル
-
iPhone16発売=AI搭載、来年日本語版
-
大谷、史上初「50本塁打、50盗塁」=2打席連続アーチで達成―米大リーグ
-
パラスポーツ大使に小椋久美子さん 愛知県
写真特集
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕
-
【スポーツクライミング】安楽宙斗〔パリ五輪〕
-
【カヌー】羽根田卓也〔パリ五輪〕