絶好調でなくとも完封=伊藤、リーグトップ13勝目―プロ野球・日本ハム
今季最多の135球を投げ抜いた。日本ハムの伊藤は2試合連続、今季4度目の完封勝利。それでも「絶好調ではなかった」と言うところにすごみが際立った。
立ち上がりは直球の制球がいまひとつ。一、二回と続けて得点圏に走者を背負ったが、切れのあるスライダーなどで切り抜けた。
すると、中盤以降は徐々に安定。走者を出しても三振で切り抜ける場面が多く、七回2死二塁では今宮を外角いっぱいへの152キロで見逃し三振に仕留めた。「確実にアウトを取れる方法を意識した。狙って三振が取れた」と納得した。
8月中旬の不安定な投球から状態を戻した。意識しているのは力感を抑えること。「100%じゃなく、80%くらいの感じ。ぽんぽん投げられている」。九回になっても球速は落ちなかった。
リーグ単独トップの13勝目。これまでは味方の援護による白星もあったが、優勝目前のソフトバンクを相手に堂々の投球で勝ち星をつかんだ。「効率良く投げることができている。再現性の高さが出てきていると感じる」と充実感をにじませた。
[時事通信社]
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