空襲の惨禍伝える企画展 那覇市
那覇市歴史博物館で、１９４４年１０月１０日にあった那覇での空襲の惨禍を伝える企画展が開かれている。今年は８０年目の節目に当たり、空襲前後の街の写真など約９０点の資料を展示。戦争の悲惨さと平和を次世代につなぐ大切さを訴えている。１０月２８日まで。
空襲の前後の写真を対比することで、数多くあった建物がほとんど焼け落ちるなど、被害の大きさがよく分かるようになっている。この他、街の模型や当時使われていた食器などが展示されている。
１０月５日には、空襲体験者の片岡千代さん（９４）を招き、来場者に当時の様子を語ってもらう予定だ。【もぎたて便】
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