地力問われる再挑戦=高市早苗経済安保担当相―自民党総裁候補が走る
「『女性初の首相、いいじゃないか』。その言葉を胸に全力投球していく」。出馬を表明した9日の記者会見。生前の安倍晋三元首相にかけられた言葉を紹介し、こう決意を語った。初挑戦の前回は、安倍氏の全面支援を受け、国会議員票で2位につけた。今回は自身の地力が問われる。
安倍路線の後継者を自認し、保守層の人気は依然根強い。今夏は公務の合間を縫って全国20カ所以上で講演。満員となる会場が相次いだ。
その一方で、議員への浸透は広がりを欠く。安倍氏の死去で多くが離れ、出馬に必要な20人の推薦人確保にも手間取った。
党内基盤の弱さは、仲間との会食より一人での勉強を好む性格も一因だ。安倍氏はかつて「他人に任せるべきところは任せる、という思い切りができたとき、さらなる飛躍ができるはず」と指摘していた。
「日本列島を強く豊かにして、次の世代に引き渡す。総裁選を戦い抜き、国家経営を担いたい」。1時間近くを費やした出馬会見の冒頭発言を「宰相の座」への強い思いで締めくくった。
[時事通信社]
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