ブラジルの演習に中国部隊初参加=米と張り合う
【サンパウロ時事】ブラジル中西部で毎年恒例の軍事演習「フォルモザ」が、今月17日までの予定で行われている。今年は中国の部隊が初めて加わり、米国と共に訓練に参加。米国の裏庭とされる南米を舞台に、米国と張り合う中国の意図が改めて浮き彫りとなった。
首都ブラジリア近郊で4日に始まったフォルモザはブラジル軍の約3000人と、米中の部隊が参加。このほか8カ国がオブザーバーを派遣している。実弾射撃や各種の武器を使った実戦的な訓練に水陸両用作戦のシミュレーションなども交えながら、相互運用能力を高める。
中国は昨年、オブザーバー派遣だったが、今年は部隊派遣に格上げした。ブラジル紙によれば、米国は56人、中国は33人が参加している。訓練の中心となる海兵隊を傘下に持つブラジル海軍は「友好国である米中の部隊が初めて一緒に参加」と説明。「知識と経験をしっかりと交換できる」と強調した。
[時事通信社]
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