トランプ氏、1ポイントリード=激戦州はハリス氏やや優勢―米大統領選
【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は8日、11月の大統領選に関する世論調査結果を報じた。共和党のトランプ前大統領(78)の支持率は48%と、民主党のハリス副大統領(59)の47%を1ポイント上回った。差は統計上の誤差の範囲内で、ほぼ互角の情勢。同紙は「トランプ氏への支持が、驚くほど粘り強いことを示している」としている。
バイデン大統領の選挙戦撤退直後に実施された7月下旬の調査と大きな違いはなかった。今月10日の大統領選討論会を前に3~6日に電話で実施した。
大統領選の行方を左右する七つの激戦州では、ハリス氏がやや優位の情勢だ。ウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニア3州でハリス氏が1~3ポイント差のリード。残る4州では同率だった。
有権者の28%が、ハリス氏をより知る必要があると回答。政策に関する情報が不足しているとする人が多かった。トランプ氏を知る必要があると回答したのは9%だった。
関心が高い「経済」では、トランプ氏が13ポイントリード。ハリス氏は「中絶問題」で15ポイント優位に立っている。
[時事通信社]
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