GK鈴木、再戦へ期する思い=背番号1「責任感を」―サッカー日本代表
【マナマ時事】サッカー日本代表は8日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第2戦のバーレーン戦(10日、リファ)に向けて、マナマ近郊で調整した。GK鈴木(パルマ)は「中国戦のことは切り捨てて、強い相手と戦う気持ちで向かっていきたい」と気を引き締める。
7―0で大勝した5日の中国戦は、最終予選デビューとなった。22歳15日での出場は、日本人GKとして1997年の川口能活より8日早い最年少記録。それでも「何も結果は残せていないので、残せるように今後努力していきたい」と偉大な先輩の背中を見詰める。
初戦でオーストラリアに勝利したバーレーンは、ホームの後押しを受けて日本に挑んでくる。「(中国戦より)明らかにクロスがたくさん来ると思っているし、シュートももっと来ると思っている」。昨年9月のU23(23歳以下)アジア杯で経験した猛暑対策にも注意を向ける。
今年のアジア杯では3―1で退けたが、CKの場面でオウンゴールを喫した。「ロングボール、セットプレー(の守備)はカギになる。アジア杯の振り返りを生かしていきたい」。再戦へ期する思いは強い。
今季、イタリアの名門パルマへ移籍。「良くも悪くも、いい時間を過ごせている」と、学びの多い日々を振り返る表情には充実感がにじむ。これまでの23番から1番を託された守護神は、「周りから見たら1番の重みはある。責任感のあるプレーができればいい」。2戦連続の無失点を誓った。
[時事通信社]
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