大接戦制した小田と三木=日本勢20年ぶり決勝へ―車いすテニス男子ダブルス〔パラリンピック〕
夜のセンターコートが大歓声に包まれた。車いすテニス男子ダブルスで2時間12分の大接戦を制した小田と三木は、同時にラケットを放り投げて両手を挙げた。35歳の三木は自身4大会目で悲願のメダルを確定させ、男泣きした。
マッチタイブレークは6―2から18歳の小田が3連続でミスし「ここで(自分が)こうなるのか、ってびっくりした」。一時逆転を許したが、「ここで出し切らなかったら一生後悔する」と三木がバックハンドを決め、マッチポイントを握った。小田のサーブを相手がネットにかけ、勝負が決した。
日本勢で20年ぶりの決勝へ。小田は年齢17歳差コンビを「鶏ささみと牛カルビ」と表現。自身は牛カルビの方で「重く胃に残る試合をしたいから」と笑い、「もう一勝負ある」。絆を深めた二人は頂点を見据えた。(時事)
[時事通信社]
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