井上、猛攻締めくくる一発=プロ野球・阪神
一回に一挙6得点を奪った阪神打線。その猛攻を、5年目の井上が甲子園初本塁打で締めくくった。無死一塁で打席に立つと、「ストライクは思い切って打とう」。中日の小笠原が投じた初球の146キロを強振。快音を残し、打球はあっという間に左翼席に飛び込んだ。「5年間苦しんできた中で、打てた一本だったのでよかった」と振り返った。
大阪・履正社高では3年夏に全国制覇。決勝で本塁打を放ったが、「高校野球とはまた違う大歓声をいただけた」と感慨深げ。シーズン終盤に入って存在感は増しており、「一日一日が勝負。試合に出るなら結果を出せるように頑張りたい」と力を込めた。
[時事通信社]
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