「紅麹サプリで腎障害に」=男性が小林製薬を提訴―大阪地裁
小林製薬が販売したサプリメント「紅麹コレステヘルプ」を摂取して腎障害になったとして、大阪府の40代男性が同社に約500万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こしたことが4日、分かった。同社によると、紅麹サプリによる腎障害を巡って民事訴訟が提起されたのは初めてという。提訴は7月12日付。
訴状などによると、男性は1月、インターネットで知った紅麹コレステヘルプを120日分購入。服用し始めたが、サプリの悪影響に関するニュースを見て病院を受診したところ、「紅麹関連薬剤を内服したことによる薬剤性急性腎障害、急性尿細管障害」と診断された。
男性側は、生活状況から他に腎障害になる要因はなく、サプリに製造物責任法上の欠陥があったことは明らかだと主張。自覚症状がなく、回復しつつあるが、同社の発表が遅かったことなどから提訴したという。
小林製薬は「健康被害に遭ったお客さまは、訴訟を提起されたか否かを問わず、誠実かつ適切な補償を行う」とコメントしている。
[時事通信社]
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