HIV報告、960人=7年ぶり増加―厚労省
厚生労働省は3日、2023年に判明したエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者の確定値が計960人だったと発表した。前年を76人上回り、7年ぶりに増加した。
厚労省は、新型コロナウイルスの流行で減少していた検査件数が回復してきたことが影響した可能性があると指摘している。
同省によると、HIV感染者は前年比37人増の669人、エイズ患者は同39人増の291人。いずれも男性が全体の9割以上を占めた。
感染経路では、同性間の性的接触が最も多く、HIV感染者で476人、エイズ患者で157人だった。
[時事通信社]
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