元看護師が精神科病院告発=「不適切拘束で患者死亡」―東京
不適切な身体拘束によって入院患者が死亡したとして、東京都内の精神科病院の元看護師が30日、都内で記者会見を開き、業務上過失致死の疑いで、同病院を警視庁に刑事告発したと明らかにした。
告発状などによると、死亡したのは50代の男性。統合失調症治療のため、2022年10月に同病院に入院したが、他の患者に迷惑な行為をしたとして、23年1月に個室に隔離された。
同5月からは原則、入浴と食事の時間以外、器具で両手足と腹部を拘束される状態が続いた。同6月に意識を失った状態で発見され、別の病院に搬送されたが、心筋梗塞のため死亡した。
[時事通信社]
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