新方式で開催の欧州CL リーグステージ組み合わせ決定
【モナコAFP=時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグは29日、新方式のリーグステージ組み合わせ抽選が行われ、王者レアル・マドリード(スペイン)はホームで昨季決勝でも対戦したボルシア・ドルトムント(ドイツ)と、敵地でリバプール(イングランド)との対戦が決まった。≪写真は、サッカー欧州チャンピオンズリーグ、リーグステージ組み合わせ抽選会。会場に置かれたトロフィー≫
今大会からの新方式では、36クラブがグループ分けされずに一つのリーグにまとめられ、各クラブが八つの異なる相手と1試合ずつ行う。
昨季、最多記録を更新する通算15回目の優勝を飾った後、フランス代表のキリアン・エムバペを獲得したレアルは、ホームでACミラン(イタリア)、敵地でアタランタ(イタリア)とも対戦する。
2シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場となるリバプールもミランと対戦し、大会初出場となるジローナ(スペイン)とも顔を合わせる。その中でリバプールのサポーターは、元所属選手のシャビ・アロンソ監督が率いるドイツ王者バイヤー・レバークーゼンとの一戦に最も期待を高めているだろう。
マンチェスター・シティ(イングランド)は、イタリア王者インテルとホームで激突。パリ・サンジェルマン(PSG、フランス)とユベントス(イタリア)の敵地に乗り込む。一方でクラブ・ブルージュ(ベルギー)やスパルタ・プラハ(チェコ)、スロバン・ブラチスラバ(スロバキア)といった初対戦の手ごわい相手も控えている。
その他では、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)がPSGとFCバルセロナ(スペイン)、アーセナル(イングランド)がインテルとPSGと行う試合にも注目が集まる。
参加クラブ数はこれまでの32チームから4チーム増加し、抽選では9チームずつで四つのポットに振り分けられた。各チームは各ポットからの2チームと、1試合をホームで、もう1試合をアウェーで戦うことになっている。
リーグステージの最後の2試合は来年1月に行われ、全試合終了後に上位8クラブは16強入りとなる。9位から24位のチームがプレーオフに進み、そこから残りの8チームがベスト16入りを果たすことになる。25位以下はこれまでのようにヨーロッパリーグに回ることなく、完全敗退となる。
大会初戦は9月17~19日にかけて開催される。【翻訳編集AFPBBNews】
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