大坂、復調印象付ける=「特別な大会」で好プレーも―全米テニス
【ニューヨーク時事】テニスの四大大会、全米オープンで29日、2年ぶりに出場した女子シングルスの大坂なおみ(フリー)は2回戦でカロリナ・ムホバ(チェコ)に3―6、6―7で敗れた。過去2度優勝の大会で早期敗退となったが、随所に好プレーを見せた。
ムホバは世界ランキング52位とはいえ、昨年は全仏オープン準優勝、全米4強。強打に技術が光るスライスショットや機敏なネットプレーを織り交ぜる実力者だ。大坂も威力のあるサーブやストロークで対抗したが、第2セットは3連続のセットポイントでダブルフォールトが出るなど、勝負どころでのミスが響いた。
昨夏に女児を出産し、今季からツアーに復帰。「今年は私にとって学びの年になっている」と率直に話す。世界1位だった頃の強さを取り戻すのは容易ではない。ただ、ツアーで予選落ちも経験して迎えた全米では、1回戦で第10シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に快勝。ムホバとの戦いぶりでも復調を印象付けた。
敗れた後の記者会見では笑顔も見せた大坂。「本当に楽しかった。たくさんの人が応援してくれて、感謝している」。1回戦は緑、2回戦は黒が基調で、背中に大きなリボンをあしらった独特のウエアを着てプレー。「私にとって、とても特別な大会」の全米で、存在感は際立っていた。
[時事通信社]
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