井上尚の優位動かず=9連続KO勝ちなるか―ボクシング世界戦
プロボクシングのダブル世界戦は9月3日、東京・有明アリーナで行われ、スーパーバンタム級で世界主要4団体の統一王座を持つ井上尚弥(大橋)が、TJ・ドヘニー(アイルランド)の挑戦を受ける。世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者の武居由樹(大橋)は、比嘉大吾(志成)と初防衛戦。
【井上尚―ドヘニー】
井上尚の優位は動かない。この階級で4本のベルトを同時に懸けるのは2度目。元世界王者ながら37歳と高齢のドヘニー戦を前に「判定決着は許されない」と自覚するように、ファンの興味は勝ち方に向いている。
警戒すべきは、左構えの相手が誇るパワーか。総合力で大きく上回る井上尚は「スピード勝負で触れさせなければ問題ない」。鋭いジャブなど高い技術で相手の前進を止め、近距離でも中距離でも倒せる一撃を見舞うのが理想の展開となる。
KO勝ちとなれば世界戦で9試合連続となり、自身が2019年5月にマークした8試合連続を上回る。井岡一翔を抜いて日本選手単独最多となる世界戦23勝目も懸かる。戦績は井上尚が27戦全勝(24KO)、ドヘニーは26勝(20KO)4敗。
【武居―比嘉】
両者とも破壊力があり、KO決着の可能性が高い。カギは距離の取り合い。武居は前後に動いて揺さぶり、世界2階級制覇を狙う比嘉は接近戦に持ち込めるか。戦績は武居が9戦全勝(8KO)、比嘉が21勝(19KO)2敗1分け。
[時事通信社]
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