高市氏、来月9日出馬会見=女性は今回初、林氏も意向表明―茂木氏4日にも・自民総裁選
自民党の高市早苗経済安全保障担当相(63)は29日、党総裁選に向けて9月9日に記者会見を開き、正式に立候補を表明すると発表した。2021年に続いて2回目となる。今回、女性が出馬を決めたのは初めて。林芳正官房長官(63)は記者団に出馬の意向を明らかにした。茂木敏充幹事長(68)は同4日にも表明する方向で調整に入った。
総裁選は9月12日告示、同27日投開票の日程で行われる。
高市氏は衆院奈良2区選出の当選9回。保守の論客として知られ、党政調会長や総務相を歴任した。前回は安倍晋三元首相の全面的な支援を得て善戦。今回は同氏の死去もあり、保守派の多い安倍派議員の票が分散する見通しで、支持をどう広げていくかが課題となる。
一方、林氏は29日、岸田派議員ら約20人と国会内で会合を開き、今後の進め方を協議。この後、記者団に「出馬会見を9月3日にも行いたいと説明し、賛同を得た」と語った。台風10号の動きを踏まえて最終決定する。
茂木氏は麻生派会長の麻生太郎副総裁と東京都内で会談。決選投票の可能性も念頭に、情勢について意見交換したとみられる。この後、首相官邸で岸田文雄首相と会い、出馬の意向を伝達。首相は「頑張ってほしい」と激励した。
総裁選を巡っては、これまでに小林鷹之前経済安保担当相(49)、石破茂元幹事長(67)、河野太郎デジタル相(61)が立候補を表明。河野氏は9月2日、石破氏は同10日に政策を発表し、小泉進次郎元環境相(43)は同6日に出馬会見を開く。女性では上川陽子外相(71)と野田聖子元総務相(63)も20人の推薦人集めを続けている。
[時事通信社]
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