山本、3Aで2回1失点=復帰目指し初の実戦登板―ドジャース
【ラウンドロック(米テキサス州)時事】右肩腱板(けんばん)の損傷で60日間の負傷者リスト(IL)に入っている米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手が28日、傘下3Aオクラホマシティーの一員としてラウンドロック戦に先発し、2回を投げて1本塁打を浴びたが、被安打1で1失点、2奪三振だった。
故障離脱してから初の実戦登板で31球を投じ、速球は最速95.7マイル(約154キロ)。二つの三振は変化球で奪った。一回に甘く入った直球で中越えの一発を許したが、その後は尻上がりの内容。「実戦の感覚が空いていたので、忘れていたものも自然に感じられた。いい2イニングだった」と手応えをにじませた。
大リーグ1年目のレギュラーシーズンは終盤戦に向かう中、調整の段階を上げている。「(チームに)しっかり管理してもらって、予定通りいっている」。次もマイナーでの登板を予定する右腕は、しっかりとメジャー復帰の道筋を見据えた。
[時事通信社]
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