中国、天津司教を承認=バチカン「対話の成果」
【北京時事】バチカン(ローマ教皇庁)は27日、中国政府が天津教区のカトリック司教を正式承認したと発表した。ロイター通信によると、バチカンの意向に沿う形で、司教は2019年に前任者から教区を引き継いだが、中国政府公認の教会組織への参加を拒否したため、自宅軟禁とされるなどの圧力を受けていた。バチカンは声明で「中国との対話の成果だ」と強調した。
中国のカトリック信者は、政府の公認教会と非公認の「地下教会」に分裂している。中国とバチカンは国交がなく、司教任命権を巡って長年対立してきたが、18年に暫定合意を締結。中国側が候補を選び、教皇が最終的に判断する仕組みだとされる。ただ、今回のケースについては、暫定合意との整合性など詳細は明らかになっていない。
[時事通信社]
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