2024-08-26 20:25World eye

パリ解放80年、記念式典やパレード開催

【パリAFP=時事】ナチス・ドイツの占領からフランス・パリが解放されてから80年となった25日、パリ市内では記念の軍事パレードや式典などさまざまな行事行われた。≪写真はパリ解放80年に合わせて行われた記念のパレード≫
 パリでは1944年8月25日、武力蜂起やストライキ、レジスタンス対占領軍による1週間にわたる市街戦の後、第2フランス装甲師団が市内に入り、約1500日間に及ぶドイツの占領を終わらせた。
 25日には、第2機甲師団が当時通ったルートの一つをたどり、首都南側から中心部までパレードを行った。
 パレードには古い軍用車が登場。かつて第2機甲師団に所属していた退役軍人らがその様子を見守った。
 空軍のアクロバット飛行チーム「パトルイユ・ド・フランス」による儀礼飛行も行われた。
 エマニュエル・マクロン大統領が主導した式典には、ガブリエル・アタル首相、アンヌ・イダルゴパリ市長のほか、米俳優ジョディ・フォスターさんら著名人たちも出席した。
 マクロン氏は演説で、「全ての分断と矛盾を越え、フランス人であるということは共存するということだ。自由であり、達成された偉業に誇りを持ち、さらなる偉業に向けて共に歩む決意を確認する」と述べた。
 式典ではまた、28日に開幕するパリ・パラリンピックに向けて、トーチに聖火が移された。【翻訳編集AFPBBNews】

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