「対馬丸」船体再調査へ=政府、概算要求に関連経費
太平洋戦争中に米軍潜水艦に撃沈された学童疎開船「対馬丸」の船体を再調査するため、内閣府は2025年度予算概算要求に関連経費を盛り込む方針だ。沈没80年に合わせ那覇市で22日に開かれた式典で自見英子沖縄・北方担当相が明らかにした。
自見氏は船体の撮影や遺品収集に取り組む方針を表明。「記憶を風化させることなく次世代に継承することは非常に重要だ」と語った。
政府は1997年に水中調査を実施し、沈没位置を確認したものの引き揚げには至らなかった。生存者で、伝承や平和学習に取り組む「対馬丸記念会」理事長の高良政勝さん(84)が今年7月に自見氏と面会し、水中調査を再び行うよう要請していた。
[時事通信社]
最新ニュース
-
国連改革へ具体的行動を=岸田首相、未来サミットで訴え
-
野党ディサナヤカ氏勝利=現職落選、政権交代へ―スリランカ大統領選
-
「全面戦争阻止へあらゆる手段」=レバノン情勢巡り米高官
-
野党ディサナヤカ氏勝利=現職落選、政権交代へ―スリランカ大統領選
-
横浜M、また大量失点=Jリーグ
写真特集
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕
-
【スポーツクライミング】安楽宙斗〔パリ五輪〕
-
【カヌー】羽根田卓也〔パリ五輪〕