近藤2発、頂点へ加速=マジック30も「一戦一戦」―プロ野球・ソフトバンク
ソフトバンクの快進撃を支えてきた強打者は、4年ぶりの優勝に向かって一段と加速する。近藤が2本塁打で3打点と快音を響かせた。
四回は右翼への同点ソロ。西武・渡辺のカーブを「完璧に捉えることができた」という自画自賛の打撃で勢いづくと、七回は2死一塁から田村の直球を再び右翼席へ放り込んだ。
2発目が生まれたのは3点リードの場面。一振りで走者をかえすことのできる長打をあえて狙ったという。この日は9連戦の4戦目で、先を見据えれば救援投手を多くつぎ込む接戦は避けたい。チームが置かれた状況を見極めた打撃で理想通りのアーチを描き、「大きい追加点を取ることができた」。モイネロは来日初の完投勝利で援護に応えた。首位快走の背景には、投打の強い信頼関係がある。
優勝へのマジックは一つ減って30となったが、「一戦一戦だと思っている。目の前の試合を全員で取りにいく」と近藤。冷静な31歳が打線の中核にどっしりと座るチームに、浮足立った様子は見られない。
[時事通信社]
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