「名言残せず」「オリンピック最高」=パリ五輪ひとこと集〔五輪〕
パリ五輪は日本勢が海外開催で最多となる金20、合計45のメダルを獲得する躍進で幕を閉じた。海外勢を含めた印象的な言葉で熱戦を振り返る。
◇解放された
北口榛花(陸上女子やり投げ金)不安から解放された。一つ心残りがあるとすれば、名言を残せなかったこと。
◇オリンピック最高
藤波朱理(レスリング女子53キロ級で金。公式戦の連勝は137に)オリンピック最高、レスリング最高。この瞬間を思い続けてきた。
◇歴史刻んだ
岡慎之助(体操男子3冠)歴史を刻んだ。もっと強くなり(内村)航平さんのように常に勝ち続ける選手になりたい。
◇喜び4倍
加納虹輝(フェンシング男子エペ個人金、団体銀)個人戦の後は孤独感があると言ったが、団体でみんなで取るのは喜びも4倍だった。
◇1%を信じた
堀米雄斗(スケートボード男子ストリートで劇的な連覇)五輪に出ることも諦めていたが、1%の可能性を信じることができた。
◇もう一度
阿部一二三(柔道男子66キロ級連覇)妹(詩)の負けがこんなに苦しくてつらいものなんだと思った。もう一度同じ舞台で一緒に金メダルを取りたい。
◇楽しい6分間
日下尚(レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級で金)最高に楽しい6分間だった。人生を変える思いで前に出た。
◇十人十色
湯浅亜実(ブレイキン初代女王)勝ち負けだけでない、十人十色でみんないいんだというのが伝えられたらいい。
◇世界一つに
吉沢恋(14歳。スケートボード女子ストリート金)世界中が一つになってスポーツに向き合える。いろいろな大会に出たが一番盛り上がった。
◇風を見極めた
岡田奎樹(セーリング混合470級で銀)自分が選びたい風を見極めた。自分を信じるべきだと思った。
◇限界突破の姿
佐藤大宗(近代五種で日本勢初の表彰台となる銀)本当に最高。これが死ぬ気でやった人の限界突破の姿。
◇神様は
早田ひな(左腕のけがを抱えながら卓球女子シングルス銅)意地悪な神様は、この大事なフォアハンドドライブだけは残しておいてくれた。
◇私は長老
大岩義明(総合馬術団体で銅。馬術で日本勢92年ぶりのメダル)『初老ジャパン』で私は長老。マイナースポーツは認知してもらうことが大事。
◇最後はメダルを
江村美咲(開会式の旗手。フェンシング女子サーブル団体銅)何がいいのか分からないままもがいて戦っていた。最後はメダルを持ち帰れてすごくいい大会になった。
◇これから
半井重幸(ブレイキン男子の顔。開閉会式で旗手)五輪にブレイキンが入って盛り上がりが一気に加速した。これからが腕の見せどころ。
◇幸せ過ぎて
橋本大輝(体操男子個人総合で連覇ならず6位)けがをしてからここまで戻り、団体総合の金だけでおなかいっぱい。幸せ過ぎて涙が出ちゃう。
◇最高のチーム
石川祐希(バレーボール男子。準々決勝で涙をのむ)主将としても、エースとしても力不足だった。みんなベストなプレーを出してくれた。最高のチーム。
◇ささげたい
ヤロスラワ・マフチフ(ウクライナ=陸上女子走り高跳び金メダル)母国にいる家族、国のために戦う友人を忘れることはできない。戦争で500人近い選手とコーチが亡くなった。このメダルをささげたい。
◇誇り感じる
シモーン・バイルス(米国=体操女子3冠)この3年間、世界の舞台に戻るため闘ってきたことに誇りを感じる。とても幸せ。
◇成し遂げた
ノバク・ジョコビッチ(セルビア=テニス男子シングルスで金。生涯ゴールデンスラム達成)金メダルを取るために心、魂、体、家族の全てを懸けた。ついに成し遂げた。
◇努力伝えたい
シンディ・ヌガンバ(ボクシング女子75キロ級で銅。難民選手団初のメダル)世界中の人々に伝えたいのは努力すること。心を込めれば何でも達成できる。
◇私は女性
イマネ・ヘリフ(アルジェリア=ボクシング女子66キロ級金、性別問題で論争)私は普通の女性。女性として生まれ、女性として暮らし、女性として戦っている。(時事)
[時事通信社]
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