窪木「自転車界が前進」=男子マディソン、日本ペア健闘―自転車〔五輪〕
2人でタイミングを合わせて交代しながら200周を走る男子マディソン。欧州で人気の高い種目で、日本ペアは5位と健闘した。窪木は「日本の自転車界がすごく前進した」と誇らしげだった。
前半は体力を温存し、残り100周から仕掛け始めた。10周ごとの通過順位によって得点が与えられる競技。120周目で先頭に立って5点を取ると、その勢いのままスピードを上げ、後続集団を周回遅れにしてボーナスの20点も獲得。一時は3位まで浮上し、メダル獲得も期待させた。
本来は窪木と別の選手が組む予定だったが、調子の良さを買われた今村が出場した。ベテランの窪木に引っ張ってもらったという今村は「もっともっと(練習を)積めれば世界で戦うことができると思う」と手応えを感じていた。 (時事)
[時事通信社]
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